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冷凍庫の霜取り - debris 3

いつかしなければ、、と思ってなかなかできないことの一つに冷凍庫の霜取りがある。

小さいお下がりの冷凍庫は勝手に自らの容積をじりじりと減らしていくのだ。

素麺の季節が終わって薬味の冷凍ネギがなくなったので、冷凍庫が空になった。

まさに今がチャンスだということで平日にも関わらず、霜取りを始めてみた。

何でも調べるのも、と思いまず冷凍庫の電源を落とす。

そして扉を開けっぱなしにする。

これで放置すればいいだろうと思ったが、積もり積もった氷は一向に溶けてくれない。

PCに向かう背中が妙に涼しいのは季節の変わり目というだけではなさそうだ。(冷蔵庫は背後に設置してある。)

温めればいいのではと思い立って、沸騰させたお湯をかけてみた。

底面は溶けたが、強敵は上底なのだ(上底という言葉は台形の公式でしか使わないと思っていた)。

仕方なく手近似合ったフォークで突いてみた。

これが意外に上手く行って大きな氷の塊がガサッと削れてくれた。

誰にも教わらなくてもなぜか上手くいくことが自分に向いていること、と聞いたことがあるが、 作曲もエンジニアもなぜか上手くいくことなんて一つもないので氷を削る人にでもなった方がいいのかもしれない。

今日は冷凍庫は開けたまま眠る。