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応用情報技術者試験 - tips17


基礎理論

基礎理論

  • 桁落ち(けたおち)
    • 計算誤差のひとつで、絶対値の差が非常に小さい2つの値の差を求めたときに、仮数部の大半が打ち消しあい、計算結果の有効桁数が少なくなることによって生じる誤差

アルゴリズムとプログラミング

  • 分割統治法
    • 大きな問題を同じ構造をもつ複数の小さな問題に分割し、その小さな問題の解を統合することで最終的に元の大きな問題を解決しようとする考え方
    • クイックソートマージソートなど

コンピューターシステム

コンピューター構成要素

  • 誤り検出
    • ハミング符号
      • 情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正できる手法
    • 奇数パリティ方式
      • データを構成するビット全体の中でビット「1」の数が奇数になるようにパリティビットを付加する方式で1ビットの誤りを検出可能
    • チェックディジット方式
      • チェックディジット方式は、データの合計値を検査用に付加し、誤りが発生しているかを検査する方式
    • 水平パリティ方式
      • データの水平方向を対象としてパリティビットを付加する方式、垂直方向と組み合わせた垂直水平パリティチェックでは1ビットの誤りを訂正

システム構成要素

  • システム構成要素RASIS(レイシス)
    • システムの信頼性を評価する5つの概念の頭文字をとった造語
      • Reliability
      • Availability
      • Serviceability
      • Integrity
      • Security
  • サーバコンソリデーション
    • 仮想化技術を用いることで、複数の専用サーバに分散・非効率化していたアプリケーションや機能を1台(または少数)の物理サーバに整理統合すること
    • コンソリデーション(consolidation)
      • 統合、統一、合併、整理などの意味を持つ言葉
  • メモリインタリーブ
    • メモリアクセス高速化のための技法で、物理的にひとつの主記憶を同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、これに並列アクセスすることで見かけ上のアクセス時間を短縮することができる
  • ディスクバッファ
    • 主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて,双方のアクセス速度の差を補う
  • MIPS(million instructions per second,ミップス)
    • 1秒間の命令実行回数を百万単位で表すCPU性能の指標
  • MTTR(Mean Time To Repair)
    • システムの障害から回復するために要した平均修復時間

ソフトウェア

  • マルチタスクのプログラムを切り替えるときの方式
    • プリエンプティブ
      • OSがCPUやシステム資源を管理し、CPU使用時間や優先度などによりタスクを実行状態や実行可能状態に切り替える方式
    • ノンプリエンプティブ
      • 実行プロセスの切替をプログラム自身に任せる方式で、プログラムが自発的にCPUを開放した時点で他タスクの実行を開始する
    • ペトリネット(Petri Net)
      • プレース、トランジショントークンの3つの要素を使用した有向グラフでシステムの動作を記述する図法
      • 並行して進行する事象間の同期を表す。その構造はプレースとトランジションという2種類の節点をもつ有向2部グラフで表される
  • ページ置換の基本的な流れ
    • ページフォールトが発生する(ページインが発生する)
    • 主記憶に空きがなければ、置換アルゴリズムが主記憶上から仮想記憶に移すページを決定する
    • ↑で決定したページを仮想記憶に移動する
    • プログラムの実行に必要なページを仮想記憶から主記憶に移動する

ハードウェア

技術要素

ヒューマンインタフェース

マルチメディア

データベース

  • E-R図
    • データベース化の対象となる実体(エンティティ)と実体の持つ属性(アトリビュート)、および実体間の関連(リレーションシップ)を表現する図
    • 任意のオブジェクトとその関連をデータモデル化することができる
  • DFD(Data Flow Diagram)
    • データの生成から消滅に至るプロセスを表現する図
  • 多重度
多重度表記 意味
0..1 0か1
1(1..1) 常に1
(0..) 0以上
1..* 1以上

ネットワーク

  • 待ち行列
    • 資源に対する利用要求を抽象化した数理モデルである。
    • 平均待ち時間などを計算する場合には、まず平均サービス時間および利用率を求める
    • 平均サービス時間は"パケット1つがゲートウェイで転送処理を受ける時間"に相当する

セキュリティ

  • フットプリンティング
    • 特定のコンピュータにサイバー攻撃を行う前の事前準備として、攻撃対象を下調べする行為
  • ルートキット
    • システムログに偽の痕跡を加えることによって,攻撃後に追跡を逃れる
  • ディレクトリトラバーサル攻撃
    • ファイル名を要求するプログラムに対してサーバ内の想定外のファイル名(親ディレクトリの移動「../」など)を直接指定することによって、本来許されないファイルの不正な閲覧・取得を狙う攻撃方法
  • レインボー攻撃
    • 平文のパスワードとハッシュ値をチェーンによって管理するテーブルを準備しておき,それを用いて,不正に入手したハッシュ値からパスワードを解読する
  • ポリモーフィックマルウェア
    • パターンマッチングによる検出を免れるため、感染の度に異なる暗号化/復号ルーチンで暗号化を行うなどして、自身のプログラムコードを都度変化させるマルウェア

開発技術

システム開発技術

ソフトウェア開発管理技術

プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメント

  • フィット&ギャップ分析
    • 企業の業務プロセス,システム化要求などのニーズと,ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し,どれだけかい離しているかを分析する手法

サービスマネジメント

サービスマネジメント

  • 逓減(ていげん)課金方式
    • システムの累積使用量が増加するに従って利用単位当たりの課金額が減っていく、つまり使えば使うほど割安な単価で利用できるようになっていく課金方式
  • サービスレベル管理(Service Level Management)
    • 顧客とサービス提供者の間でSLA(Service Level Agreement)を締結し、サービスレベルを定義,合意及び管理するプロセス

      システム監査

  • システム監査基準
    • アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては,管理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠として利用できる

システム戦略

システム戦略

  • 正味現在価値法
    • 一定期間のキャッシュフローを、時間的変化に割引率を設定して現在価値に換算した上で、キャッシュフローの合計値を求め、その大小で評価する手法
    • 割引率5%とすると、1年後に受け取る100万円は「100万円÷1.05」、2年後に受け取る100万円は「100万円÷1.052」、n年後に受け取る100万円は「100万円÷1.05n」
  • SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ)
    • 業務上の一処理に相当するソフトウェアで実現されている機能や部品を独立したサービスとし、それらを組み合わせ連携させることで言語やプラットフォームに依存せずにシステムを構築するという手法

      システム企画

  • 非機能要件
    • 業務要件を実現するためのシステムに求められる要件のうち、機能要件以外の要件のこと
    • 一般に制約条件や品質要求

経営戦略

経営戦略マネジメント

  • 知識創造プロセス(SECIモデル)
    • 知識には"暗黙知"と"形式知"の2つがあり、それを個人・組織の相互間で絶えず変換・移転することによって新たな知識が想像されるとする考え方を基に"暗黙知"と"形式知"の交換と移転のプロセスを示したもの
  • ターゲットリターン価格設定
    • コスト志向型の価格設定法で、目標とする投資収益率(ROI)を達成するために得るべき金額を計算し、それを原価に加えて販売価格とする方法
  • バランススコアカード
    • 企業のビジョンと戦略を実現するために、「財務」「顧客」「内部ビジネスプロセス」「学習と成長」という4つの視点から業績を評価・分析する手法

      技術戦略マネジメント

      ビジネスインダストリ

  • EDI(Electronic Data Interchange)
    • 異なる組織間で取引のためのメッセージを通信回線を介して標準的な規約を用いて、コンピュータ(端末を含む)間で交換すること又はその仕組みのこと

企業と法務

企業活動

  • 変動費
  • 系統図法
    • 目的を達成するための手段を導き出し,更にその手段を実施するための幾つかの手段を考えることを繰り返し,細分化していく

      法務


to be continued...